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良い音で音楽を聴くということ・・・

良い服を着る。

良い車に乗る。

良い家に住む。etc.


(一般的な観点では) これらの表現で使用される「良い」には、
"金額の高い"というニュアンスが含まれており、主に贅沢をするという意味合いで使用されます。

ということは、
「良い音で音楽を聴く」ことも必然的に贅沢の部類に入ることになりますが、はたして本当にそうなのでしょうか?

ちなみにですが、、、

「贅沢」という言葉を辞書で調べてみたところ、
「必要な程度を超えて、物事に金銭や物などを使うこと。金銭や物などを惜しまないこと。」と記されていました。

確かに、必要以上にお金をかけることは、"贅沢をする"ということになるのかもしれません。

ですが、それはあくまでも、自分自身のためにお金をかける場合です。
これが、自分自身ではなく、自分以外のためにお金をかける場合はどうでしょう!?

また違った解釈(感情)が、生まれてくるのではないでしょうか?


例えば、大切な人やお世話になっている人に、
プレゼントを渡すことになったと仮定します。

プレゼントを渡す相手のことを思いながら商品を吟味し、商品を購入する。

このとき (商品を購入した後で) 、
一度でも「もったいないことをしたなぁ」と思ったことがあるでしょうか!?

おそらく、ほとんどの人が上記のようなマイナスの印象ではなく、
むしろ「良いお金の使い方をしたなぁ」と喜びを感じるはずです。

なぜならば、購入した商品には "相手に対する感謝の気持ち" が込められており、自分自身が納得した上でお金を払っているからです。

自分の欲求を満たすために「必要以上にお金をかけること」は「贅沢」な行為となるかもしれませんが、
他人の喜びや幸せのために「必要以上にお金をかける行為」は「幸福」という名の感情を生み出します。


良い音で音楽を聴くということ・・・


「良い音で聴きたい!」という欲求の裏側には、
「もっとこのアーティスト(or 楽曲)のことが知りたい!」という思いがあり、楽曲そのものには、楽曲を手掛けたアーティストの思いが込められています。

そして、(リスナーとアーティスト) それぞれの思いをつなぎ合わせるツールがオーディオ製品であり、製品には作り手たちの熱い思いが込められています。

音楽を愛する人たちの思いが交差する、贅沢なひととき。

良い音で音楽を聴くということは、
まさに本当の贅沢と呼べることなのかもしれませんね!

大切な人を思い浮かべながらプレゼントを選ぶように、
大好きな楽曲を輝かせるためにオーディオ製品を選ぶ。

大切なもののために費やす時間やお金の根底には、
常に「ありがとう」という感謝の気持ちが存在し、喜びや感動という名の付加価値を生み出します。

そう遠くない未来、
良い音で音楽を聴くということが、喜びや感動を生み出す行為として認知されれば嬉しい限りです。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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