Jun 12, 2022
憂鬱な気分のときに聴きたい音楽の処方箋
日本の6月と言えば梅雨
四季折々の美しさがある日本の季節の中でも、
梅雨の時期はどうしても憂鬱な気分になってしまいますよね！
そこで今回は、
癒しと元気を与えてくれるインストゥルメンタル作品を5つ (+1つ) 紹介したいと思います。
歌詞のないインストゥルメンタル作品には、
歌モノにはない心地よい距離感があります。
特定の主人公というものが存在しないので、
自分のための音楽として楽しむことができ、
自分の世界にやさしく寄り添ってくれます。
いつもとは違うこの時期に、
いつもとは違う音楽を聴いて気分を変えてみませんか？
気に入っていただけたら幸いです。
#1：Seeing Stars / Paul Rogers, Stuart Roslyn & Peter Tong
全体の構成はとてもシンプルで分かり易く、一つ一つの音に意味を持たせてムダな音が存在しない。こういうのを「センスが良い！」と表現するのでしょうね。「真っ暗な世界で立ち止まっていると、そこに小さな光の粒が放たれ、気づけば壮大な銀河の中にいた。」2分弱という短い時間ながら、一つの物語を見ているような錯覚に陥ります。モチベーションを高める効果は抜群！この曲を聴いていると、無性に未来に向けて走り出したくなるのは私だけでしょうか!?
#2： Main Title (The Cider House Rules) / Rachel Portman
女性作曲家 Rachel Portman (レイチェル・ポートマン) が紡ぐ旋律は、どれも人間味にあふれていて温かく、そして美しい。(どちらかと言えば) 冷たい印象のあるピアノの音色をフォローするように、優しく溶け込むストリングスアレンジが最高です。映画「サイダーハウス・ルール」のメインテーマでもある本楽曲。「孤独でいることの寂しさを感じるのは、自分を信じてくれている存在がいる幸せを感じたことがあることの証明である。」ことを気づかせてくれるでしょう。
#3：ひまわり / 葉加瀬太郎
葉加瀬さんの楽曲に共通しているのは、アレンジがどれも秀逸であるということ。この「ひまわり」も、最初にピアノの音色を聴かせることで、ヴァイオリンの優しい音色を引き立たせています。シンプルな楽曲構成ながら、心にスッと染み入るその響き。回りくどい言葉ではなく、シンプルに「好き」や「ありがとう」と言われる方が心に響くのは何故なんだろう？そんな疑問の答えが、この楽曲の中にあるような気がします。心に響く素晴らしい作品です。
#4：めぐり逢い (原題：Comme Au Premier Jour) / André Gagnon
作曲家 André Gagnon (アンドレ・ギャニオン) が、亡くなった母に捧げた「めぐり逢い」。逢えない切なさと、今までの感謝をピアノの音に重ねたその美しい調べが、当たり前の日々の素晴らしさを教えてくれます。(一音では意味をなさない) 異なる音階が重なり合って、こんなにも美しい旋律を奏でることができる。「奇跡」という言葉を音符で表現するとこのような旋律になるのかもしれませんね。この心温まる優しいピアノの音を聴いて、あなたは誰を思い浮かべますか？
#5：A LIFE (TVドラマ「A LIFE 〜愛しき人〜」より) / 佐藤直紀
佐藤直紀さんは日本の有名な映画・TVドラマを数多く手掛ける作曲家であり、映像音楽のスペシャリストでもあります。この楽曲は、命を題材にした医療ドラマ「A LIFE 〜愛しき人〜」のメインテーマということもあり、重厚かつ壮大な世界観で聴く人の心を鷲掴みにします。自分が今現在、ここに生かされている意味。「A LIFE」というタイトルに込められたメッセージが聴き手によって変化するとともに、そっと心に寄り添ってくれるでしょう。
Special：Storms In Africa / Enya
途中からバックコーラスが入るので完全なインストゥルメンタル作品とは言えませんが、個人的に大好きな楽曲なのでご紹介させてください。
ケルト音楽の要素を取り入れ、曲の断片を聴いただけで彼女と判るほど、独自の世界観を持つEnya (エンヤ) 。歌詞がある楽曲ももちろん素晴らしいのですが、インストゥルメンタル作品の方が (彼女独特の) 神秘的な音の世界を堪能でき、疲れた心にも非常に効果的です。イヤホンやヘッドホンで聴くとその効果は絶大！目を閉じれば、そこは異空間。過去から現在、そして未来までを暗示させるような旋律に絡み合う音のパレード。憂鬱な気分のときほど心に沁みます。
いかかでしたでしょうか!?
ちなみにですが、今回ご紹介させていただいた楽曲は、
全てApple Musicなどの音楽ストリーミングサービスでも聴くことができます。
素敵な音楽が皆さまの心の癒しとなりますように･･･
四季折々の美しさがある日本の季節の中でも、
梅雨の時期はどうしても憂鬱な気分になってしまいますよね！
そこで今回は、
癒しと元気を与えてくれるインストゥルメンタル作品を5つ (+1つ) 紹介したいと思います。
歌詞のないインストゥルメンタル作品には、
歌モノにはない心地よい距離感があります。
特定の主人公というものが存在しないので、
自分のための音楽として楽しむことができ、
自分の世界にやさしく寄り添ってくれます。
いつもとは違うこの時期に、
いつもとは違う音楽を聴いて気分を変えてみませんか？
気に入っていただけたら幸いです。
#1：Seeing Stars / Paul Rogers, Stuart Roslyn & Peter Tong
全体の構成はとてもシンプルで分かり易く、一つ一つの音に意味を持たせてムダな音が存在しない。こういうのを「センスが良い！」と表現するのでしょうね。「真っ暗な世界で立ち止まっていると、そこに小さな光の粒が放たれ、気づけば壮大な銀河の中にいた。」2分弱という短い時間ながら、一つの物語を見ているような錯覚に陥ります。モチベーションを高める効果は抜群！この曲を聴いていると、無性に未来に向けて走り出したくなるのは私だけでしょうか!?
#2： Main Title (The Cider House Rules) / Rachel Portman
女性作曲家 Rachel Portman (レイチェル・ポートマン) が紡ぐ旋律は、どれも人間味にあふれていて温かく、そして美しい。(どちらかと言えば) 冷たい印象のあるピアノの音色をフォローするように、優しく溶け込むストリングスアレンジが最高です。映画「サイダーハウス・ルール」のメインテーマでもある本楽曲。「孤独でいることの寂しさを感じるのは、自分を信じてくれている存在がいる幸せを感じたことがあることの証明である。」ことを気づかせてくれるでしょう。
#3：ひまわり / 葉加瀬太郎
葉加瀬さんの楽曲に共通しているのは、アレンジがどれも秀逸であるということ。この「ひまわり」も、最初にピアノの音色を聴かせることで、ヴァイオリンの優しい音色を引き立たせています。シンプルな楽曲構成ながら、心にスッと染み入るその響き。回りくどい言葉ではなく、シンプルに「好き」や「ありがとう」と言われる方が心に響くのは何故なんだろう？そんな疑問の答えが、この楽曲の中にあるような気がします。心に響く素晴らしい作品です。
#4：めぐり逢い (原題：Comme Au Premier Jour) / André Gagnon
作曲家 André Gagnon (アンドレ・ギャニオン) が、亡くなった母に捧げた「めぐり逢い」。逢えない切なさと、今までの感謝をピアノの音に重ねたその美しい調べが、当たり前の日々の素晴らしさを教えてくれます。(一音では意味をなさない) 異なる音階が重なり合って、こんなにも美しい旋律を奏でることができる。「奇跡」という言葉を音符で表現するとこのような旋律になるのかもしれませんね。この心温まる優しいピアノの音を聴いて、あなたは誰を思い浮かべますか？
#5：A LIFE (TVドラマ「A LIFE 〜愛しき人〜」より) / 佐藤直紀
佐藤直紀さんは日本の有名な映画・TVドラマを数多く手掛ける作曲家であり、映像音楽のスペシャリストでもあります。この楽曲は、命を題材にした医療ドラマ「A LIFE 〜愛しき人〜」のメインテーマということもあり、重厚かつ壮大な世界観で聴く人の心を鷲掴みにします。自分が今現在、ここに生かされている意味。「A LIFE」というタイトルに込められたメッセージが聴き手によって変化するとともに、そっと心に寄り添ってくれるでしょう。
Special：Storms In Africa / Enya
途中からバックコーラスが入るので完全なインストゥルメンタル作品とは言えませんが、個人的に大好きな楽曲なのでご紹介させてください。
ケルト音楽の要素を取り入れ、曲の断片を聴いただけで彼女と判るほど、独自の世界観を持つEnya (エンヤ) 。歌詞がある楽曲ももちろん素晴らしいのですが、インストゥルメンタル作品の方が (彼女独特の) 神秘的な音の世界を堪能でき、疲れた心にも非常に効果的です。イヤホンやヘッドホンで聴くとその効果は絶大！目を閉じれば、そこは異空間。過去から現在、そして未来までを暗示させるような旋律に絡み合う音のパレード。憂鬱な気分のときほど心に沁みます。
いかかでしたでしょうか!?
ちなみにですが、今回ご紹介させていただいた楽曲は、
全てApple Musicなどの音楽ストリーミングサービスでも聴くことができます。
素敵な音楽が皆さまの心の癒しとなりますように･･･